正社員に向いている人と向いていない人

世間では、正社員の方がいいと言いますが、実際に働いている人を見てみると、正社員向きの人とそうでない人がいます。

正社員だと給料がよくて安定しているように思うのですが、大手企業ならいざ知らず。
地方の零細企業となると、給料もそれはほど良い訳ではなく、安定といってもその零細企業が10年生き残る確率は10社中1社です。

つまり、零細企業で働くということは、アルバイトで働いているのとあまり差はないのかもしれません。
もちろん、アルバイトのほうが、正社員より切られやすいということはありますが、本当に経営が苦しくなった時、アルバイトが一生懸命働いて利益をあげていて、社員が遊び呆けてたら、まずアルバイトを正社員にして、遊んでいた正社員をクビにするのが普通です。

さて、ここからが本題ですが、会社というのは、商品が売れなくなったら新しい商品をつくらなければなりません。
もし、あなたが下駄屋さんで、世の中の人が下駄を履かなくなったのなら、下駄屋から靴屋にしなければなりません。世の中が変わったから倒産しましたじゃ困るんのです。
そこで働いている人も困るし、その会社にお金を貸してた銀行も困ります。
だから会社の経営者は常に先の事を考えて行動することになります。

そこでアルバイトのスタッフに下駄が売れなくなったから、靴を作ってくれと注文を変えます。
すると、そのアルバイトは下駄職人を目指しているので、靴は作りたくないので辞めますと言ったとしますよね。

まぁ、しょうがないアルバイトだから。自分のやりたいこと目指して頑張りな。

そこで、今度は正社員として会社の指示に従える人を雇おうと思いますよね。
ところが、あまり物事を考えずに正社員になる人がいます。気持ちがアルバイトと同じなのです。

つまり、なんとなく正社員の方が良さそうだから、正社員に応募するのです。
そして、自分のやりたい仕事ではなかったので辞めます。
あるいは、実際に働いてみたけど、自分には合わなかった。

もちろん、そうした場合もあると思うのですが、それだったらアルバイトで何年か勤めたのち正社員になったほうがお互いにとっていい気がします。

そして、よくその人の話を聞いてみると、自分のやりたいことがあったり、自分の考えで仕事をしたいと思っているのです。
そういう人は、自分で起業した方がいいのかも知れません。

経営者は、起業した人を基本的に応援します。
なぜなら、経営者というのは、なにかしら自分でも事業を始めたことがあって、頑張る人を応援したいのです。
また自分の会社でバリバリ働いている人ならなおさら、こいつだったら成功するなと思って応援します。
ただし、勤めていたところのスタッフを半分引き連れて独立しましたとかは、応援できませんよ。

だからこそ、その人が正社員になりたい本質的な部分を見抜いて、採用する必要があります。
もちろん、生涯アルバイトという選択しも悪くないと思います。
現在は人手不足ですし、日本の生産年齢人口は年々減ってきていて、人手不足の傾向は続きます。
また、最低賃金も年々上がっています。

地方の零細企業では、待遇的に、正社員もアルバイトもほぼ一緒ですから、決められた時間だけ、きっちり働いて給料を貰うという選択しは悪くないと思います。

まだ、世間では正社員が良いという風潮はありますが、それは幻想かもしれません。
その人のやりたいことを考えたら、生涯アルバイトという選択肢の方が人生を豊かに過ごせることもあると思います。

そして、今後そういった人たちが多くなってくるのかも知れません。

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