街の不動産屋さんが消えていく

最近、町を歩いていると新しい店が出来る一方で、テナントの空室も目立っています。
そこに大手の不動産屋が入って空きを埋めています。

不動産屋はそこそこ儲かる商売ですが、儲かる商売には必ずライバルが現れるもので、
どこも広告合戦や営業合戦をしています。

また大学生の就活で「2日で内定がとれる会社」として不動産屋が上がっていました。
これはマイナビで紹介されていたそうです。
実際に面接を受けた大学生の話だと「適当に面接を受けると合格だった」だそうです。
こうして一応、内定を取っておきたい学生の心の受け皿になっています。

確かに、不動産は学歴よりも実際の営業成績がものをいう世界で普通の人であれば
まず採用だと思います。

それに営業成績によっては、給料も悪くはありません。

さて、そんな不動産屋さんですが、大手が色々頑張っている中、
ひっそりと店をたたんでいく不動産屋があります。それが町の小さな不動産屋さんです。

業績不振だったのか後継者がいなかったのか、わかりませんが、
ある程度の組織を作っておかなければ、継続的に営業できないという例だと思います。

これは、不動産に限ったことではありません。
小さな会社は生き残れない社会の仕組みになってきているのです。

商店街は、大手のショッピングモールに吸収され、
後継者は実家を継ぐより大手に勤めた方が生活が安定するのです。

不動産の儲かる仕組みは手数料です。
2000万の家を売って、3%の手数料をもらえば60万円です。
月に1件成約すれば食べていけました。

ところが、今はすべての不動産屋が食べて行けるほど売買件数がありません。
また不況の今は、政府は出来るだけ会社を倒産させないようにしています。

すると、以前は倒産して手放さなければならなかった不動産が、
維持出来るようになり、市場に不動産が出回らなくなりました。

こうして、不動産屋ですら店をたたんでいく状況になっているのです。
大手に入ることは難しく、そこそこの会社でそこそこの給与というのも簡単ではありません。

みんな一生懸命働いて、がんばっています。

リストラにあっても、皆さんには雇用保険があります。
大手が倒産するとマスコミが騒いでくれます。
ですが、零細企業が倒産しても、経営者には雇用保険はありませんし、
10年がんばった会社でも「ここ何があったっけ?」と思われるのが零細企業です。

町の小さな不動産屋がなくなっていく姿をみて、
私の心の記憶に少し留めておこうって思いました。

うちも、まだまだ零細企業ですが、ある程度の組織になるように頑張っていきます。

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