何かを身に付ける方法

一度、何かを身に付けてしまうと、なかなか忘れないものです。
綺麗な字が書けるようになると、それを失うことは、よほどのことがない限りありません。

仮に英語を勉強しても使っていなければ忘れてしまいますが、
ある程度、使っていると劣化はしますが、完全に忘れることはありません。

記憶には、短期的に覚える短期記憶と長期的に覚える長期記憶とがあります。
短期記憶はワーキングメモリとも呼ばれ、何かの作業をする時だけ覚えている記憶になります。
例えば、電話番号を聞いてからメモするまでの記憶です。

一方、長期記憶は、宣言的記憶と手続き的記憶に分かれます。

<宣言的記憶>
・意味記憶:いつも使っている言葉の意味や文法的な知識
・エピソード記憶:時間や空間に結び付いた個人の経験による記憶
<手続き的記憶>
・やり方やノウハウについて体で覚えた記憶

短期記憶から長期記憶へ記憶を移し替える方法として下記の方法があります。
<リハーサル>
維持型:電話番号を声に出してメモする
精緻化:使用する状況をイメージしたり、すでに持っている知識と関連図ける

長期記憶に貯蔵された記憶でも、最初は思い出しながら使っていくうちに、
次第に、意識しなくても使えるノウハウになってきます。(手続き的記憶)
長期記憶の中で、宣言的記憶→手続き的記憶に移った時「身に付けた」と言えるのではないでしょうか?

つまり、テストの直前だけ英単語を覚えるのは短期記憶だと私は思います。
しかし、簡単な会話ができるよになれば、それは長期記憶になっているのです。

TOEICで700を取った人が300に落ちることは無いと言われていいます。
何かを身に付けるとは、手続き的記憶まで、記憶を持っていくことで、
これが私たちが生活や仕事をするうえで武器になります。

それは、人との接し方だったり、話し方だったり、資格や試験だけでは測れないモノも沢山あります。
人生の早い段階で色々な事を身に付けると、後の人生が楽になります。

新入社員の皆様、会社で沢山の出来事があると思いますが、しっかり身に付て今後の人生に役立ててください。

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