森永乳業を労働安全衛生法違反で書類送検|点検中の機械が動き出し男性死亡

2017年3月現在、大手企業の不祥事が相次いでいます。

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今回は、『MOW(モウ) アイス』や『リプトン』、『ビヒダスヨーグルト』などで有名な森永乳業が不祥事を起こしたようです。

2016年8月に起きた死亡事故

昨年の8月に森永乳業神戸工場で事故が発生し、従業員の男性(58)が死亡しました。

これにより、神戸東労働基準監督署は2017年3月、森永乳業本社と森永乳業神戸工場のアシスタントマネジャーの男(40)を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

労働安全衛生法違反とは

職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的とする法律です。労安衛法は、安全衛生管理体制、労働者を危険や健康障害から守るための措置、機械や危険物・有害物に関する規制、労働者に対する安全衛生教育、労働者の健康を保持増進するための措置などについて定め、職場の安全衛生に関する網羅的な法規制を行っています。

出典:労働政策研究・研修機構

事故の原因

森永乳業神戸工場で死亡した男性従業員は、乳飲料を入れるカップを供給する機械のトラブルを直す作業に従事していました。

機会が故障していたため、男性は手作業でカップを供給していました。

このような場合では、安全のために機械の電源をOFFにして作業を行なうものですが、機械は『運転待機中』の状態でした。そして不運にも、男性が作業の最中に待機中だった機械が動きだしてしまい・・・・。という事のようです。

ちなみに送検された男は直属の上司で、男性らは目の前で作業をしていたようです。

自分の判断ミスにより、目の前で事故が起こる瞬間を目の当たりにした男。その時一体どういう思いだったのでしょうか。何事も安全第一です。

事故の2ヶ月後に神戸工場のライン増設を発表

2016年10月に、森永乳業は神戸工場にヨーグルトの生産ラインを増設することを発表していました。

生産ラインを増設することで新しく労働者を雇うはずですので、今回のような事故が再発しないように社員や労働者への安全教育をより徹底しなければなりませんね。

まとめ

今回のような事故が起こらないために『安全第一』の看板があるというのに・・・。

しかし、大手企業ともなると管理する社員や労働者の人数は数千~数万人規模になってくるので、一人ひとりに安全教育を徹底することは、現実的に厳しいのかもしれません。

無事故を理想で終わらせないように、日々邁進するしかなさそうですね。

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