土星探査機カッシーニ、ついに最終ミッションへ突入。|環と地球の2ショット撮影

1997年に人類の希望を一身に受けて打ち上げられた、土星探査機カッシーニ。

2017年4月現在に至るまで、数々の功績を残してきました。

そんなカッシーニが、ついに最終ミッションへと移行。

最終ミッションということは、任務完了後には・・・。

今回は土星探査機カッシーニが残した素晴らしい功績と共に、最終ミッションの内容や、任務完了後について調べました。

1997年10月15日 地球を飛び立つ

カッシーニの目的は土星系の探査です。

地球から発射→金星で2回スイングバイ→地球でスイングバイ→木星でスイングバイ→土星の軌道に乗る

今、簡単に説明しましたが、ここまでで2257日も経過しています。地球から土星へ行くのに約6年もの年月が必要なのです。片道6年。気が遠くなりますね。

2005年1月14日 土星の衛星タイタンに着陸

2004年6月30日:土星軌道に投入

↓土星の衛星6つほど発見。

2004年12月24日:『小型探査機ホイヘンス・プローブ』をタイタンに投下

↓21日後

2005年1月14日:タイタンに着陸。活動停止までの3時間40分のあいだ、カッシーニ経由でタイタンの地形や地質、大気の成分、風の音などを記録したデータを地球に送信しました。

これによって、今まで謎に包まれていたタイタンは、地球のように雨や川、湖、海を持つ世界であることを発見しました。

2014年4月3日 土星の衛星エンケラドゥスに液体の水の大規模な地下海の証拠が発見

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2014年に至るまでに、土星の様々な現象を観測しています。

  • 土星の環の『消失現象』
  • 土星の北極に巨大なハリケーンを確認
  • 14億4000万km離れた土星の上空から地球を撮影

そしてNASAは土星の衛星エンケラドゥスが、「太陽系で最も微生物が生息する可能性の高い場所」の一つであることを発表しました。

また2017年4月現在に至るまでに、

  • 土星の六角形が現れる謎を解明
  • 木星付近で、一般相対性理論を検証する実験の再現に成功

これもカッシーニの精密な観測の結果によるものです。

2017年9月15日 カッシーニ最期の日

現在最終ミッションである、「初の土星と土星の環の間に潜り込んでの探査」が終了すると、カッシーニは任務をすべて終えて、十数年間も観測をし続けた土星の大気圏へと突入させる。

そう、土星で流れ星となって引退するのです。

今までの探査機も同様に観測対象の惑星に突入して運用を終了しているようです。

これには理由があり、観測機に付着している微生物が、惑星を汚染するのを防ぐ為のようです。

まとめ

1997年当時の最先端技術で2017年4月現在まで活動しているということは、現在の最先端技術なら、より高性能な観測が可能だと感じました。

しかし、スイングバイの条件やロケット開発の費用などを考慮しなければならないので、現実的にはまだ厳しいようですね。

カッシーニが何事もなく、任務遂行してくれることを願っています。

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